フレッシュハーブティーの季節

4月に植えた庭の

ペパーミントとスペアミントが

勢力を増してきた。


ミントの苗を購入する時、

カゴに入ったミントを見て、

見知らぬおばさんが


「あなた、ミントは絶対に地面に植えちゃダメよ。あっという間に庭中に広がるからね。ミント植えるなら、プランターが必要よ!」


ご親切にアドバイスをくれたことを

思い出す。



我が家の庭は

とてもささやかなので

広がりすぎて困る敷地面積もないので

結局プランターには植えず、

庭の一角に植えたのだが、


ミントたちはおばさんの予言通り、

恐れることなく、

トマトとバジルと紫蘇の合間に

身体を伸ばしていっている。


私はそれを

どこか愛おしく

見つめてしまうのだ。


私は庭のあるうちに引っ越したら

予てからやりたいことがあった。


自分が育てたハーブを使って

フレッシュハーブティーを作ること。


ミントが収穫できるようになって

すでに何回か念願だった

フレッシュミントティーを淹れている。


初めてやってみて

本当に感動したのが色。


普通、乾燥ハーブのミントティーは

茶色のお茶になる。


フレッシュミントで淹れると

その鮮やかな緑色が

そのままお湯に移るのだ。



ハーブティーの色は

ほとんど茶色か黄色、

時々青紫や赤になるハーブもあるが、

緑色になるハーブティーは

私は見たことがなかった。



そして、見た目と香りと身体の中に残る

清涼感が堪らない。


暑い中飲んでも、美味しく飲めるのだ。


もちろん冷やして飲んでもよい。

この時期だけの

最高の贅沢と言える。



もちろん、

ミントだけではない。

カモミールジャーマンや、

レモングラス、レモンバーム、

ローズ、日本だったら

紫蘇なんかもきっと美味しい。


ハーブ的百花繚乱の季節だけの贅沢、

フレッシュハーブティーのススメ。



フレッシュハーブティーの淹れ方

お庭や道端のハーブを収穫し、

ポットの8分目くらいまで

(つまりパッと見パンパン)

ハーブを入れて、

熱湯を入れて3-5分蒸す。

(お花系(ラベンダー、ローズ、

ローズゼラニウムなど)は

香りが強いので

様子見ながらちょっとずつ)


香りを楽しみたかったら

一晩水だしが1番良い。

お湯で行う場合は

60-80度くらいのお湯がよい。


その場合は5分以上蒸して。


ハーブの効能を

しっかり抽出したかったら

90-100度の熱湯を。


私個人のおすすめは、

フレッシュハーブティーならではの

香りを楽しむ淹れ方。


それでも効果効能は感じられる。


また道端のハーブを使う場合は、

道路脇など排気ガスを浴びてないものを。


次はレモンバー厶を植えて

フレッシュハーブティーにしたいと

計画している。

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