自家製チンキ作り
チンキとは、
主にアルコールによって、
ハーブの水溶性と油溶性の両方の成分を
抽出して作った、
日本でいう薬草酒みたいなものである。
(というか薬草酒)
用途は
ハーブティーにちょこっと入れたり、
手作りコスメの基材にしたり、
家族のお手当に使ったり、
さまざまだ。
熱湯で抽出する(つまりハーブティー)以上に、
ハーブの有効成分を抽出できるので、
ハーブティーにちょこっと
入れるだけでも
かなり効能が上がる。
という知識だけはあるのだが、
いまいち使いこなせてない私だったのだ.....
昨日は今参加している
植物療法スクール、チムグスイの
オンラインコミュニティでの
チンキ講座の録画をやっと見られた。
(このオンラインコミュニティのコスパ、
超絶良すぎで心からオススメ♡)
チンキはスクールで
習ったけれど、補足的に
チンキをフォーカスしてくれて
チンキだけで贅沢二時間の講座!
我が家に今あるのは、
琵琶の葉エキス(これもいわゆるチンキ)、
ラベンダーチンキ。
琵琶の葉エキスは主にお手当によく使い、
また化粧水の基材としても使っている。
ラベンダーチンキのほうは、
作ったはいいが正直持て余していた。
マウスウォッシュに、ともあるけど
あまりマウスウォッシュ使わないし、
ハーブティーに入れるのも、
ラベンダーとアルコールの香りが
気になりそうでそのまま放置。
でも、講座が終わり
俄然やる気が出てきて、
ハーブティーに持て余していた
ラベンダーチンキを
少し淹れて、ゆっくり飲んでいた。
うん、思ったより
アルコールくさくないし、
ラベンダーに合うブレンドに淹れたら
より美味しいかも!
という、
新たな発見にときめき、
次の日、ターゲットまで車を走らせ
ヴォッカとラム酒、そして漬けるための
メイソンジャーをいくつか購入した。
(朝っぱらからヴォッカとラムとか
ちょっと恥ずかしかった 爆)
さてさて、
チンキレシピ紹介!
消化促進チンキ レシピ
材料
•40度以上のアルコール
ホワイトリカーor
ヴォッカ
(オーガニックヴォッカを発見!
すごーい、こういう選択肢をくれる
生産者さんたちに感謝♡ターゲットで19ドルくらいでした)
•ドライハーブ
ペパーミント
レモングラス
レモンバーベナ
レモンバーム
カモミール
お手持ちのハーブ、薬草なんでも○
私は今回はハーブブレンドにしました。
消化促進に効果のあるハーブを集めて。
上から量の比率多めです。
あ、目分量.....
ちなみに一種でも全く問題ない。
※フレッシュハーブの場合は、乾燥してない分水分が出るので保存が短くなる。
そして量も2〜3倍にしないと薄い仕上がりになってしまいます。
•殺菌消毒した瓶
① 瓶の1/3〜半分くらいまでハーブを入れる
葉や花が大きいものは嵩張る分、少し多めにいれる。
②アルコールを瓶の8部目くらいまでいれる。
ハーブがアルコールにしっかり浸るようにする。
③冷暗所で保存。
2週間〜一か月で抽出完了!
目の細かい茶漉しや、コーヒーフィルターで
漉してハーブを取り除く。
1〜2年保存可能。
以上、基本のチンキレシピ。
出来上がりは真ん中のだ。
両脇は番外編で
ラム酒とグリセリンのチンキ。
グリセリンは作り方が違うので
また機会があったら。
ラム酒(日本酒も○)に関しては
作り方はほぼ同じ。
ただ、アルコール度数が下がる分
保存期間も1〜3ヶ月となる。
香りや味わいを楽しむ場合は、
抽出期間は3日くらいがベスト。
それ以上漬け込むと
ハーブによっては
苦味が出てきてしまうらしい。
ラム酒 × ローズ、紅茶
日本酒 × 黒文字(フレッシュ)
× 緑茶
× ミントやレモンバーム(フレッシュ)
日本酒も次回やってみたい。
すごく美味しいカクテルのようになるらしい♡
ちなみに正月には、
本みりんに屠蘇散を漬けて作る薬草酒が
いわゆる、お屠蘇(とそ)。
去年作った時の記事はこちらご参照。
今回作ったチンキは
主に消化不良の時の
整腸剤代わりに使う予定。
スプーン一杯を
そのまま飲んでもいいし、
ハーブティーや緑茶、紅茶に入れて
飲むつもり。
そして、ラム酒は
秋口に絶対合うブレンド。
ゆっくりしっぽり飲みたい。
今日はここでは
珍しく雨が降っている。
カルフォルニアの
乾いた大地に恵みの雨。
子供は滅多に履かない
長靴を嬉々として履いていった。
さてさて、
掃除でもするかな。
や、15分寝よう。
(15分で起きる自信なし)
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