自分の嗅覚を頼る


あなたは五感の中で

何か1つを捨てなければならないとしたら、

何を捨てるだろうか。



視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚



どこかの大学が行ったアンケートでは、

嗅覚を選んだ人が多かったらしい。


しかし、嗅覚を失った人間の生存率は

他の五感よりもぐっと下がるらしいのだ。

(どこの大学の調査だったかを調べ直す気力がなかったので、中途半端な情報ですが)


植物療法を通して

精油を学ぶにつれて、

嗅覚は私が考えるよりもずっと

私たちの身体を支える力が

あることに何度も驚いた。


分かりやすいところで言うと

単純に食べ物も、

腐ってるかどうかを

調べる時、まずは

くんくん匂いを嗅ぐ。


酸味の効いたような酸っぱいような

まぁ、つまり「臭い」と感じるような

匂いがしたら、味を確認する前に

処理できる。


嗅覚は、

人間が自分の身を病気から守るための

大事な機能なのだ。


身の危険を知らせるための

機能だけではない。


自分の身体が今必要としてるものが

含まれているかどうかも

私たちは自然と嗅ぎ分けている。


精油を使うとよく分かるのだか、

心地よいと感じる香りの効能を見ると、

今、自分の身体が求めているもの

だったりする。


だからその時の身体の状態に合わせて、

心地よいと感じる香りがどんどん変わる。

例えば、

私が今朝、

ボディオイルのために

選んだ精油たち。


Geranium

Clary sage

Jinger

Cedarwood Atlas

Juniperberry

Rose absolute


リンパの流れやデトックスに効く

Juniperberry, Cedarwood, Geranium


温めてリラックス。婦人科系の症状に効く

Clary sage, Junger, Rose absolute


肩ら辺や背中のコリを感じ、

そろそろプロゲステロン分泌が始まる

黄体期(月経前症候群が出てくる時期)に

入っている私にピッタリのチョイス。


(わかる人には丸わかりな

感じが恥ずかしい 照)


効能など何も考えずに、

香りだけ嗅いで心地よいと思うものを

適当にピックアップしただけだ。


「適当に」「直感で」

「心地よい」ものを選ぶことが

アロマテラピーではとても大切だと思う。


効能を考えて調合することも

効果的だか、

その香りが自分にとって

心地よくなかったら、

結局生活に取り入れないし、

身体が必要としてないと

いうことかもしれない。


精油以外にも

好きだと思う花の香りや

ご飯の香り。味。


これらにも、

やっぱり意味があると

私は思う。


ただし、

食べ物に関しては

糖分と油分には注意。


身体というより、

脳が欲してる可能性が高いからだ。


狩猟採集時代からの名残りで

人類に組み込まれたDNAによって、

私たちは糖分と油分を目にしたら、

摂取しておこう!と反応してしまうように

出来ているらしい。


なので、

お菓子など

なんかいい香り!

身体が欲してる気がする!と


食べる時は、

あぁ、脳に騙されてるのね...と

分かった上で食べている。

(食べるんかいっ)


とまぁ、

話が逸れたが、

私たちの嗅覚が

私たちが思ってる以上に

私たちを支えてくれている。

0コメント

  • 1000 / 1000