毒出ししないと腐ります
今日は控えめに言って
めちゃくちゃ腹立つことがあった。
もう、
どかーん!ばちこーん!
おらーーー!!!
である。
皆さんはそんなとき、
どうしてるだろうか。
私はそんな時に
駆け込む場所がある。
100円の小さなノートだ。
人は怒りを感じたとき、
叫んだり、物に当たったり、
かたや掃除を始めたり、
うちを飛び出したり、
反応は様々だ。
各々の身体が反応するままに
行動したあと、
頭は妙に冷静で
自分の正当性や
相手のムカつく点を思い出しながらも、
自分の反省点に思いを
馳せたりしないだろうか。
ここまで言った私が悪いのかな?
でも、ムカつくし!
でも....私も我慢しなきゃいけなかったかな...
相手もいま、大変だし....
私が我慢すればよかったのかな...
そんなふうに
気持ちを押し込める前に
熱々のイラついた感情を
誰にも見せない秘密のノートに
誤字脱字関係なく
汚い字で、汚いコトバで
書きなぐるのだ。
このノートは、
誰にも見せないし、自分も読み返さない。
なんなら、書いた後は破り捨てる。
だからこそ、気持ちにとことん正直に
本気で怒りを書きなぐる。
鉛筆が折れる勢いで。
スラング万歳である。
(我が家は幸い、韓国人の夫は
漢字が読めないので万が一ノートを
見られても心配がない♡)
そうやって、
ネガティブな感情を溜め込まずに
ちゃんと外に出すと、
変に分かったフリして
気持ちを落ち着かせるより、
ずっと回復が早い。
無加工の
あなたのその怒り、
感じてもいい。
怒りの先の悲しさ、孤独、怖さ、
しっかり感じると、
見ないふりして溜め込むより
ずっと回復が早いのを感じてる。
言葉にならなくてもいい。
もじゃもじゃでノートを
黒く塗りつぶすだけでもいい。
信じられないような汚い言葉が
飛び出してもいい。
あなたの心が
傷ついて悲しくて
怒りに変わった。
変に物分りのいい大人になる前に、
その気持ちを外に出すことは
本当に効果的だ。
アメリカに来てから、
だいたい月一でノートにすがりついてるが、
これがあったから、
うまく消化出来たのだと思う。
いつもダイニングの横に
その小さなノートとペンが
置かれてる我が家である。
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