妊活ブレンドの販売
植物療法仲間で
共に講座を受けたゆみちゃん。
かわいらしくて柔らかい彼女は
物書きでもある。
紡ぐ言葉がまた、
ちょっと鋭くて、嘘がないところが
大好きだ。
植物療法士としても
本当に多くのことを学ばせてもらっている。
人の痛みをより理解できる彼女は、
ハーブ任せにしない、その人にベストな形での
調合をしているのだなと私はいつも感じている。
日本で
センス溢れるハーブティー、
アロマスプレーなどをクライアントさんに
静かに寄り添うブレンドを提供している
とても素敵な植物療法士の彼女。
ラッピングセンスもぴか一なので、
贈り物にも喜ばれる商品を提供しています。
そんな彼女がある日、
「とんちゃん!妊活ブレンドのレシピ考えてくれない?」
と声をかけてくれた。
「やるやる!!!」
二つ返事だった。
やるに決まってる。だって楽しそうだもん。
ハーブ2-3種を使って、2グラムの1ティーパックのレシピ。
妊活と言えば、
ラズベリーリーフというハーブが代表的である。
その所以は、
抗酸化力の高いポリフェノールが粘膜強化(膣粘膜の分泌を促す)。
子宮内粘膜がたっぷりと潤っていると妊娠力は上がるし、
婦人科系不調全般に効くと言われているのだ。
粘膜強化は、のどや鼻水などの風邪の症状を緩和する。
ヨーロッパでは古くから
結婚した女性に贈られるハーブとしても有名。
妊活ハーブブレンドで
このラズベリーリーフは外せないということで、
ラズベリーリーフを中心にしたブレンドを考案した。
レシピの提案は最終的に
3種類出したけど、本当に悩んだ。
そして楽しくて楽しくてたまらなかった。
おなかはたぷたぷで、身体はポカポカになった。
妊活ブレンドは、「温まる」こともとても大切。
婦人科系の不調の原因は、
ほとんどが「冷え」によるものだからね。
そんなこんなで、
飲んでは調合や配合を変えたり、
その時間の一々が私にはときめいていた。
至福の時間である。
そして、ゆみちゃんが絶賛してくれたのは、
この黒豆ブレンド。
黒豆×ローズ×ラズベリーリーフ
一番私も気に入っていたものである。
見た目が黒と赤(ピンク)でちょっとクールで美しい印象。
(美しすぎない??自分で言うよ?)
見た目で楽しめ、香り、味わいともに大好きなもの。
でも、実は一番自信なかったものでもある。
ほかの二つは、もっと女性ホルモンに働きかける作用のある
ハーブで固めたブレンド。
効果効能で言えば、
もっと適したハーブがあったのかもしれない。
でも、私は、
「ときめいて」しまったのだ。
最後まで、
これをゆみちゃんにレシピとして上げるか、
ちょっと悩んでいた。
でも、いらなかったら選ばないだろうし、
上げるだけ上げてみよう。
あとはゆみちゃんの判断で。
なんかちょっと恥ずかしいから、
レシピも三つ目の一番最後に。
でも、意外や意外、
ゆみちゃんはこの黒豆ブレンドに
一番興味を示してくれたのだ。
「五感で楽しめる」と。
私は自分で飲むときにどんなふうに調合しているかというと、
この「五感で楽しむ」こと。
見た目で「きゃーかわいいーーーーー!!」
というときめきを感じ、
香りで「・・・・・もう!最高!」
味わいで「あーー・・・落ち着く」
この流れを感じられるブレンドを
無意識でしていた。
しかし、クライアントさんのものとなると、
どうしても効能優先になってしまう自分がいて、
見た目を楽しむのは自分だけでいいか・・・
見た目より確かな効能だよね、皆が求めているものって・・・と
無意識にこのブレンド方法をダメとしていたのだ。
だから、嬉しかった。
効能は考えた上ではあるけれど、
どちらかと言えば、いつもの自分のやり方で調合したものが
おいしい!優勝!と言ってもらえたことが。
そうだった。
私も最初は、効能とかそっちのけで、
見た目の可愛さ、香りにやられたんだった。
効果効能って、その次だった。
五感で楽しむハーブティー、
これだよな。
単純にかわいい~!!素敵ー!ってときめくことが
女子たちには一番の癒しになったりするもんな。
なんか思い出せた。
頭でっかちになっていたな。
もちろん、
見た目だけじゃなくて、
ラズベリーリーフの効能に加え、
ちゃんと身体を温めてくれるし、
エストロゲンに似た作用をもつ黒豆は
妊娠力を高めてくれます。
ローズは身体を温めて女性ホルモン調整もしてくれる。
視覚、嗅覚、味覚を満たしてくれるという意味では、
かなりバランスのようブレンドだったなと気づかされました。
ゆみちゃんがインスタのストーリーにあげてくれた
嬉しい言葉たち。
即座にスクショして、
ブログにあげて喜ぶとんこなのです。
この妊活ブレンドね、
「妊活」って名前こそついているけど、
婦人科系不調全般にもおすすめなんです。
不妊を含めて、
婦人科系の不調って、
本来、なくて当たり前のものなのです。
昔の人間たちはこんなことで悩んだことなんてなかったと
言われています。
それが食生活をはじめ、ストレス、
ライフスタイルの変化などが
自律神経の乱れを引き起こしたり、
身体が冷えがちになってしまい、
婦人科系不調がここまで増えたと言われている。
もう一度言うけど、
その異常な生理痛やPMS、
冷え性、不妊、婦人科系全般の不調は
「本来なくて当たり前のもの」
多くの女性に
「治るもの」という認識もされないほど、
「冷えてる」のが当たり前。
生理痛は動けないほど痛いのが当たり前。
仕方ない。
と思われているが、
決してそうではないのです。
とにかく温めよう。
冷えを我慢しちゃ絶対だめ。
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