足るを知る

「足るを知る」を

皆さんはどう解釈するだろうか。



「今あるもので満足しなさい」

「もうすでに満たされてることに

気づきなさい」


そんな戒めの解釈が

一般的ではないだろうか。



これ、私は苦しかった。


苦しくない?

ウッてこない?



もうすでに「ある」に、

目を向けるトレーニングをつむと、

確かに噛み締められる解釈だけど、

人間って不安由来な生き物だから、

この解釈を染み込ませられるときと

そうでないときが

コンディションによるのだ。



私のお気に入りの解釈は、


「自分がどのくらいで

満足をするのかを知る」



どうだろうか、

押さえつけられるような

突きつけられるような雰囲気が

一気になくなり、

素直な自分への暖かい眼差しに

変わるような気がする。



自分を観察するだけの、

気楽な雰囲気に。


いっぱい欲しくてもいいし、

そんなに欲しくなくてもいい。


単純に


欲しがらないことが美徳でないし、

欲しがることが卑しいことではない

と思うのだ。



お金。

貰えるだけ、

稼げるだけ、

いくらでも欲しいのか。

本当にそうなのか、を考える。


1ヶ月、

どのくらいのお金があったら、

心地よく生きていけるのかを真剣に考える。


「あるなら、あるだけ」と

大半の人が答えるだろうが、

その大半の人が

実はそこまでのお金を

必要としてないのではないだろうか。


これから毎月1億が入ってきます。


と言われても、

準備が出来てない人は、

そのお金を扱いきれず、

税金対策どうしたらいいのかとか、

税理士やら弁護士やら

管理やら分からないことだらけで

大変なことも増えるだろう。


(私もどんな問題が起きるのか

想像してみたけど分からん(笑))


自分が心地よく過ごせる額は

人それぞれで全然違うと思うのだ。


私は、どうだろう。



全てにおいて、

自分の「心地いい」

ちょうどよいポイントを知ることが


「足るを知る」



本当はそんなに

欲しがってない自分が

いたりするものだ。

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