幸せって結局、身体の仕組み
「幸せ」になりたい。
なりたいよね、なりたかったよね。
そのために頑張ってるよね。
なりたいのに、なかなかなれなくて
絶望したり、憤ったり、焦ったり、
落ち込んだり、後悔したり、
なったらなったで、
奪われないかはらはらしたり、
維持するために大変で。
とにかくとにかく
心が、身体が、忙しかったよね。
私が求めてた幸せって、
それで、なんだったのさ。
心理学、スピリチュアル、
哲学、宗教学、色んなこと勉強したけど
なんとなくふわっとしていた答えが
スパッとバシッと決まったのは
「The three happiness 精神科医が見つけた3つの幸福」樺沢紫苑著
を読んでから。
幸せって、ホルモン分泌のことだそうです。
何かを手に入れたから「幸せ」になるわけではなく、
手に入れた→幸せホルモン分泌→
「幸せだぁ」と脳に思わされている
めっちゃ身体の仕組み、なんです。
自分の生存確率が上がるものに
人間は「幸せ」を感じるように出来てる。
幸せって大きく分けて3種類で
説明がつくんですよ、と。
セロトニン的幸せ→心と身体の健康
オキシトシン的幸せ→繋がり、絆
ドーパミン的幸せ→成功、達成感、成長
これが人間が「幸せ」だと感じる対象。
基本的に原始時代の身体の作りは
ほとんど一緒なんだけど、環境だけは
目まぐるしく変わった。
医療が進み健康保ちやすくなった、
群れで生きなくても
安全を確保できるようになった、
そんな変化が、ドーパミン的幸せ(成功、成長、達成感)へ人間を集中させすぎて
しまったのかもしれませんね。。
(ちなみに原始時代でいうドーパミン的幸せは狩りで獲物ゲット!とか?)
でもね、
「幸せ」な状態を保つ
一番確実な方法は
セロトニン的幸せ>オキシトシン的幸せ>ドーパミン的幸せ
のバランスを保つこと。
ピラミッドの土台を
セロトニン的幸せとオキシトシン的幸せで
固めることなんですよ。
なぜか。
どんな形でも別に「幸せ」なら
なんでもいいんですが、
ドーパミン的幸せは、
逓減されてしまうから。
つまり、慣れてしまい「もっともっと!」と
底なしに求めてしまう(依存性が高い)から、
ドーパミン的幸せに頼って、
幸せな状態を維持するのが
めちゃくちゃ大変なんです。
お酒も始めは一杯で満足してたのに、
もっともっとと求め、
何杯も飲んでしまうようになったり
(↑私の話)
(底なしに飲める健康な身体と
お酒を買う財力が必要)
ブランド品ももっともっとと求め、
次々に購入なんてことも
よくある話ですよね。
でも満足できなくなってくる。
(財力が必要)
仕事に明け暮れ、
毎日仕事。
(健康な身体が必要)
しかし、
綺麗な空を一週間眺めても
「飽きたな。もう見たくないわ」とはならないし、(セロトニン的幸せ)
子供の寝顔を一週間眺めても
「もう全然かわいくないわ。違う子欲しい」ともならない。
(オキシトシン的幸せ)
この二つは、逓減(ていげん)
されないのです。
少しの労力で基本的に無料で
幸せホルモンを分泌でき、
「幸せ」な状態になれる。
屋台骨はいつだって、セロトニンだよ!
それからのオキシトシン!
それからのドーパミンで、
ドーパミン的幸せに振り回されずに
うまく付き合いながら
生きていけるよ!
じゃなかったら、なかなか
「幸せ」になれないよ。
なってもずっと不安かもよ。
ガサツに言えば、
大体の内容はこんな感じです↑
結構前に本を読んで、
今私の頭の中で咀嚼されて
残ったものだけ書いてます。
正確に知りたい方は
ぜひ本書をお読みになってください!
まぁ、もう皆、みーんな
ご存知のことで
つまらないかもしれないけど
健康あっての幸せですよね。
身体が今正に痛い状況で、
人間は「私って最高に幸せ!」とは
なかなか思えません。
どうしても今の苦痛にマインドは
引っ張られますよね。
心と身体を整えて、
「人間」の名の通り、
人と人の間で関わり合いを持ちながら、
適度に社会生活を営んでいたら、
もうそれだけで結構勝手に
幸せなマインドになっていくものだなと
植物療法を通して
非常に感じています。
そして幸せな身体とマインドは
健全な挑戦心を育み、
やってみたかったけど出来なかった、
健全な一歩を踏み出せたりします。
(無謀で向こう見ずな、ではなく)
勝手にうずうずしてきて、
やっちゃう感じ。
じゃあ、セロトニンって
どうやって分泌させるの??
大雑把に言ってしまえば、
太陽と共に生きることを意識するだけで
結構簡単に分泌されます。
朝、太陽が登る時間に起きて、
大体10時くらいまでに
太陽の光を直接目から入れて、
軽いリズム運動をする。
(適度に(5〜30分程度)。
頑張りすぎると逆に出ない)
昼は活発に。
夜、陽の光が沈んだら
電気も明るすぎず薄暗くし
(原始時代の焚き火なイメージ)
ゆったり過ごし、夜ふかしせずに眠る。
(夜ふかししちゃう時あるけど、
朝はしっかり起きて
セロトニン分泌ゴールデンタイムは
逃しません)
その他、公園の木々を眺める、腸活など
色々あるけど
まずはこの生活リズムを
意識して行うだけで
幸福度がかなり上がりました。
私がこの4か月続けたセロ活
(セロトニン分泌活動)の詳しい話は
別記事でまとめるとして、
ドリームマッピングや感謝ノートを
書いたことがある方、
ぜひ引っ張り出して見返してみてください。
そして、3種類の幸せに
自分が書き出したことを
分類してみてください。
心や身体が満たされること→セロトニン
例えば、綺麗なお花に感謝
朝日に感謝
散歩が気持ちよかった
納豆が美味しくて幸せなど
繋がり、絆→オキシトシン
例えば、家族に感謝
人との出逢いに感謝
友達とカフェでゆっくり話した
など
成功、成長、達成感→ドーパミン
例えば、お金がいっぱい欲しい
家、車を買った
仕事での成功 など
私が五年前に初めて書いた夢ノートは
ドーパミン的幸せにかなり偏っていました。
それがない今の私は「不幸せじゃないけど何か足りない」状態。
今は随分、セロトニン、
オキシトシン的幸せを感じられるように
なってきました。
バランスが良くなってきたんです。
その上でもちろん、
ドーパミン的幸せも求めてます。
でも、それが手に入らなくても
自分は何か足りないとは
思わなくなってきました。
図々しく、
「私には必要なかっただけなんだろうな」と
思うようにしてます笑 し、
でもやっぱり欲しかったら、
まっすぐ求めるようになりました。
この本を読んで、
自分に落とし込んでから、
自分の今の欲望は
どの幸せホルモンを求めているのかな、と
よく考えるようになりました。
「うわ、めっちゃドーパミン求めてるじゃん笑」とか
結構落ち着けます 笑
韓国ドラマ見てても、
これはオキシトシン、これはセロトニン、
これはドーパミン、分泌されてるのかなぁと
なんだかかなり独特な楽しみ方をしています 笑
そして、なかなか踏み出せなかった一歩を
踏み出したのです。
お酒を辞めたのです。
というのも、私の場合、
完全にお酒によるドーパミン分泌を
頼りにしてしまってる自分に
気づいてしまったから。
セロトニン、オキシトシン頼みの
幸福のあり方にもっともっと
バランスを持っていきたかったからです。
ぜひ、
自分が今望んでいるもの、
感謝しているもの、
価値を感じているもの、
などを書き出して
3種類に分類してみてくださいね!
結構面白いですよ。
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