屠蘇散(とそさん)でお屠蘇を作る
お屠蘇(とそ)って、
正月の朝から
華やかに呑む日本酒のことよね?
そのくらいの認識しかなかったのだか、
植物療法を学ぶ中で、
お屠蘇がそもそも、
薬草酒で無病長寿を願って
呑まれるものだと知った。
(そうだよね...)
(続いてる伝統には、
全て意味があるよね...)
漬け込む5-10種類の
調合された薬草のことを
「屠蘇散(とそさん)」と言い、
日本では薬局やドラッグストアで
200円前後で売られているらしい。
それを本みりんに漬け込んで、
元旦の朝、お節をいただく前に
お屠蘇を飲むというわけだ。
効能(目的)は、
発汗、抗菌(風邪予防)、
消化促進、温め効果など。
作り方を聞くと、
全て同じ薬草は揃えられないけど、
うちにあるもので
何となく出来そうだったので
屠蘇散の調合をしてみることにした。
本来は、
肉桂(シナモン、八つ橋のあれ)、白ジュツ、
山椒、桔梗、防風、陳皮などの
漢方が調合されているそう。
私は植物療法のスクールの調合と
見聞きした他の方の調合を参考に、
家にあるもので適当に。
とんこ調合の屠蘇散
月桃
黒文字(うきょう)
エゾウコギ
クコ(葉)
オレンジピール
ゆずの皮
五味子(オミジャ)
本当は、他の方のブレンドにも
入っていたクコの実を入れて
みたかったんだけど、
韓国マートでは高いし、
ネットで買うと
正月までに間に合わなそうだったので、
クコの実は諦めてクコの葉、
色出しに五味子(オミジャ)で代用とした。
本みりんも、こちらでは
三河みりんが日本の2倍くらいの
お値段するので勿体なくて、
頂きものの日本酒に漬けた。
(本みりん、お正月のお料理に
使わなくちゃだし、で)
色々足りないところもあるけど、
効能はカバーしてるし、
オミジャが酸っぱすぎないかは
心配だけど、
とにかく本来のお屠蘇飲んでみたい!の
一心で。
美味しくなりますように。
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